iPod

アメリカのガムでかい

を買うのもそもそもお勧めしませんが。


それがもしiPod shuffleなら絶対止めた方が良いと思いますよ?


iPod shuffleが優位性を保つその理由は基本的には容量に対するコストの安さだけですから。まあデザインを挙げる方もいらっしゃいますが、決して万人に受け入れられるものではありません。


それに対してデメリットは数多くあります。


1.iTunes
iPod shuffleiTunesという専用ソフトを経由しないと楽曲の転送が出来ません。つまりiTunesをインストールしていないパソコンとはデータの共有が行えません。それに対して一般的であるマス・ストレージ対応機種ではUSBポートさえあれば楽曲の転送が行えます。またiTunesで行ったことはApple社に監視されていると考えた方がよいでしょう。あなたがどの楽曲を、そしてどのくらいの量転送したか、Apple社(およびそのビジネスパートナー)には筒抜けだということを意味します。まかり間違ってユーザー登録などしてしまった方にはお悔やみ申し上げます。


2.形状
iPod shuffleは85x25x8.5mmと細長く薄い形状をしています。ガムをふたまわりほど大きくした感じです(写真参照)。そのため変に力をかけたら折れやしないかと気を使わせられます。またポケットの中で収まりが悪いです。他社のプレイヤーはある程度厚みを持たせるか、カード型にすることでこれを防いでいます。iPod shuffleは何故あのような形状をしているのか理解に苦しみます。


3.電源
iPod shuffleは使い捨てです。充電式のバッテリが内蔵されていますが、充電状態が悪くなっても交換できません。非常に環境に優しくない造りですね。さすがアメリカ製。


4.再生
音質は普通です。…っつうかmp3である以上、よほど良いエコライザがない限り、大きな違いはありません。問題はiPod shuffleには液晶がないこと。この件に関してApple社は大きなデメリットがないように考えてある製品である事を主張していましたが、やっぱり単なる騙しでした。表示がされないとなると良い曲見つかってもアーティスト名も曲名も分かりません。
さらにプレイリスト順に再生するかメモリ内に入っている楽曲をなんでもかんでも垂れ流しにするかの二択しかありません。朝と夕方では聞きたい曲も違いますが、iPod shuffleはお構いなし。気分もへったくれもないです。最低フォルダ内再生くらいは必要でしたね。


とmp3プレイヤーマニアである友人のお言葉。


ちなみに彼は新製品が出たら取り敢えず購入するという猛者。所持プレイヤー数は30を超えており、私も購入時にはお世話になった。


ちなみに彼の今お勧めのメーカーはCreativeだそう。コストパフォーマンスが最も優れており、製品自体もこなれていてトラブルがほとんどないとのこと。iRiverはコストパフォーマンスより高級感を重視の方にお勧め。音質重視ならRioも悪くないがSU10という製品に不具合があって株を下げているんだとか。


文字で起こすの意外に大変だなあ。皆様のお買い物の参考になれば。