やっぱり早起き

10日前に不貞寝したときからあきらめはついてたのですが、まあ一応。



で、今回の敗因として
状況が変化した際のゲームプランの組み立て直しが出来ていなかった
というのを私的には感じました。



例えば今日のVSブラジル戦。


セレソンは序盤では、オープンスペースへパス出しをして、オープンなスペースに移動する、そうするとまたボールが回ってくるので、またオープンスペースへパス出しをして…、という形で比較的緩やかなボール回しをしていました。


ところがサントス→玉田の奇跡の1点が決まると、パスのやり方が変貌します。まず選手がボールを受けたい位置に移動し、そこにピンポイントでパス出しを行うようになります。いわゆる軽やかなステップから攻撃を繰り出すアウトボクシングからリスク覚悟で足を止めての打ち合いインファイトに意識的にスタイルを変えてきたわけです。この結果、前半46分のロナウドの同点弾が生まれます。


一方、我らが日本代表はというと、今日の試合は2点差で勝つことが前提条件でした。しかし残念ながら私には2点差で勝つための具体的なゲームプランというものが、この試合の中で全く感じられませんでした。サッカーというゲームにおいて「格上の相手に2点差で勝つ」という命題を与えられたとき、多少前懸かりの意識付けをしたたけで漠然といつもと同じようなゲーム運びをしていては達成できるはずもありません。


例えば今日の試合。先制点を奪った後、その状況の変化に対して日本代表は何か意識的にスタイルを変えることを行ったのでしょうか?残念ながら答えはNOです。明らかに漠然とそのままのスタイルでゲームを続けてしまっています。


私はJリーグ発足後のにわか一サッカーファンで指導者の資格を持っているわけでもなんでもないので、あくまでも考えられる一例としてですが、本日の日本代表に与えられた命題を達成するためにということで、以下のようなことを考えていました。


なんとしても前半に一点必要なので、FWは巻にポストプレーをやらせて大黒に前を向かせた状態でボールが渡るようにする。今回パスの精度があまりよくない中田英は1.5列目からミドルや巻のこぼれ球を狙わせる。中盤やサイドバックにはパスの精度が高い選手から優先して先発させ(サントスなど論外!!)、ボールを奪い次第、巻の頭を狙わせる。功を奏して先制点が取れたら、予選突破が決まっているブラジルは攻めにくるはずで、点を取ることよりもやらない方が肝心なので巻を下げ守りを固め、もう一点はカウンターに狙いを絞る。


仕事に行かなきゃなので、以下続く。