双頭巨人ブースタードラフト戦詳細

着席順はスイスラウンドの順位に関係なく無作為に決まりますが、着席順はペアリングも兼ねていて、席が向かい合っているチームとは準決勝で対戦することとなります。


双頭巨人のドラフトではチームメート同士隣に座り合います。各チームにはそれぞれ6パックが配布されます。時のらせんブロックでパックが開けられる順番は、時のらせん→時のらせん→次元の混沌→次元の混沌→未来予知→未来予知となります。


チームはパックからカードを2枚選んで、残りを裏向きに隣に座っているチームへ回します。ドラフトされたカードはチーム内のプレイヤー1人のものにされることはなく、2人のプレイヤーがデッキを組むために共有するプールとなります。開けられたパックはカード2枚ずつドラフトされながらカードがなくなるまで普通のブースタードラフトと同じように回されます。ブースターの枚数は奇数ですので最後のピックは1枚だけとなります。次のパックが開封されると、普通のドラフト同様パックが回される方向が変わります。順番は、左廻り→右廻り→左廻り→右廻り→左廻り→右廻りです。


すなわち時のらせん(左廻り)→時のらせん(右廻り)→次元の混沌(左廻り)→次元の混沌(右廻り)→未来予知(左廻り)→未来予知(右廻り)で2枚ずつカードを取っていく4人ドラフトを行う、と考えれば判りやすいと思います。


ドラフト中にプレイヤーはチームメートと自由にコミュニケーションをとって構いませんが、与えられた時間内にカードをドラフトしなければなりません。ドラフトしたカードはチームの前に裏向きにひと山にしておかれていなくてはなりません。ドラフトしたカードの内容を指定の時間外に確認することは出来ません。ドラフト中や構築中にチーム同士以外のプレイヤーとコミュニケーションを取ったりメモを渡したりしてはいけません。


カードをドラフトするのに与えられる時間は次のとおりです。

残り枚数 時間
15枚 60秒
13枚 50秒
11枚 40秒
9 枚 30秒
7 枚 20秒
5 枚 10秒
3 枚 5 秒
1 枚 -

あるパックのドラフトが終わったら次のパックが開けられる前に、それまでにドラフトしたカードを確認するための時間が60秒与えられます。


デッキ構築時間は40分となります。チームはドラフトされたカードと基本土地を使ってふたつの40枚以上のデッキを組みます。どちらかのデッキに入っていないカードはチームが共有するサイドボードに入ります。ただし双頭巨人戦は1本先取のため、"願い系"のようなカードでもない限りは、サイドボードはマッチには影響しません。