懐カスィ…

kourin_no_wurm
【名勝負メモリアル?】GP仙台2001。石田格は予選ラウンドを13勝1分けの1位抜け。しかし、決勝ラウンド、マリガンチェックまで済んだ手札が、サイドボードのスリーブの区別が付くという理由で全てシャッフルされてしまう。このあやが流れを変えた、誰もがそう感じたのだ。

この「あや」を付けたのは、その一戦のテーブルジャッジを任されていた私です。もう、あれから10年も経つんですね…。


もちろんこの裁定は私個人で判断したわけではなく、ヘッドジャッジのところに持ち込んで相談した結果なんですが、当時のジャッジ陣には「初手を保たせたまま、スリーブの総入換を行う」などという発想は、正直ありませんでした。
あの頃に比べるとジャッジングも随分進歩したものだなあと、隔世の感があります。


10年後はどうなっているんでしょうかねぇ?